「死が怖い理由を考えたことはありますか?」2日連続になりますが、心理学講座を行ってまいりました。昨日の講座では、人間の成長を8段階に分け、それぞれの段階で起こる現象と、どのように対処すべきか、ということを学びました。心理学の本筋からは少し外れますが、人間が死を恐れる理由について、「へぇ~」と思う話を聞きましたので紹介したいと思います。人間が恐怖を抱くのは、以前にその出来事を経験しているからです。やけどをしたことがあるからこそ、沸騰しているやかんを触ってはいけないということが分かるのと同じです。ところが、死についてはどうでしょうか。一度でも死んだ経験があるという人はいないにもかかわらず、いつの時代も、万国共通で恐れの対象となっているのはなぜでしょうか。それは、生まれることがある意味一つの死であるからだそうです。胎児としてお母さんのおなかにいる時、羊水にゆられ、栄養はへその緒から必要なだけ与えられ、この上なく快適な状態だそうです。肺呼吸もしていません。ところが、出産時には、おなかの外の出来事に換算すると2トンの水圧がかかり、羊水とともに外部へ追いやられます。頭は「排水溝」を通るようにぎゅっと縮められ、そして引っ張り出されます。それまで胎児だった赤ちゃんの対内からは羊水が吐き出され、自力で呼吸せざるをえません。最初の肺呼吸が「産声」なのです。以上の出来事は、赤ちゃんとしては「誕生」を意味しますが、胎児にとっては死を意味します。この時点で死の恐怖を体験しているからこそ、この世での死を恐れるようになったのではないか、との説があるそうです。だからこそ、この世での死も、別の世界での新たな誕生を意味するかもしれない、と言う人もいるそうです。胎児でいるときにこの世の存在を想像できなかったように、この世に存在する私たちが死後=誕生後の世界を想像することができないのだ、という妙につじつまの合った話を聞いて、納得してしまいました。みなさんはどう思われますか?「死を恐れない考え方をひとつ学ぼう」21日間習慣化チャレンジ①「部屋の物の総量を減らす」17日目OK!21日間習慣化チャレンジ②「靴を磨く」10日目OK!21日間習慣化チャレンジ③「5問解く」1日目OK!巨人倍増曲美

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索